2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

新たな国字 福福亭とん平

新たな国字 「宀女」という字、何と読みますか。我が国で生まれた字で、これを国字と言います。 パソコンの字体の関係で二字になってしまいましたが、一字と見てください。「宀」は「うかんむり」ではなく、「うへん」です。そして旁が「女」です。 「宀」は…

新作和歌三首 福福亭とん平

新作和歌 物名(もののな・ぶつめい)歌を二首作りました。物名歌とは、和歌の中に物の名を読み込む語呂合わせです。 コロナ、ワクチン」 巣籠もりに静心なく暮らす時希望ほの湧く鎮守参りに 「心なく」に「コロナ」を、「湧く鎮守」に「ワクチン」を読み込み…

あべのせいめい2題 福福亭とん平

新語 あべのせいめい 自粛を要請されている神田村の古書店の棚で新しい辞書を見つけました。 「あべのせいめい」を引いてみました。以前なかった新項目が追加されていて、出版社の現代性にびっくりしました。①安倍晴明 平安中期の陰陽家。よく式神(識神・し…

近未来の話 太平洋戦争中と対比して 福福亭とん平

2020年4月、新型コロナウイルス感染防止に対する緊急事態宣言下の暮らしの記録として書いておきます。 戦時中の記事を現代に置き換えてみました。 連休明け、政府はコロナウイルス撲滅について、国民の一層の意識向上を図るため、標語を募集しました。…

小咄 聞き違い 福福亭とん平

黒川検事長は言いました。「私は麻雀が好きで、四人でやって欠けがたい存在なのです」それをアホ耳が、途中から聞きかじり、「余人をもって代えがたい存在」と自認していると思い、その声に応えようとしました。自認の聞き違いが辞任をもたらした。アホ耳は…